秋田県北東部に位置する、鹿角市(かづのし)。
世界文化遺産、ユネスコ無形文化遺産、国立公園、温泉、祭り、きりたんぽ、希少な日本短角種、そして全国でも最も遅い時期に出荷される桃。
日本関係人口協会が鹿角市の地域資源を調べてみると、人口約2.7万人のまちとは思えないほど、多彩な魅力が見えてきました。
しかし今回、私たちが紹介したいのは、
「鹿角市へ観光に行きましょう」
という話だけではありません。
鹿角には今、
このまちを訪れ、地域の人と出会い、一緒に鹿角の未来を考える機会
があります。
その舞台が、2026年度「かづコトアカデミー」。
今年のテーマは、
「QUEST KAZUNO」
観光客として鹿角を見るのではなく、自分自身が「プレイヤー」となって地域に飛び込む。
そんな、少し変わった鹿角との関わり方が始まります。
まず知ってほしい。鹿角は、こんなまちです。
鹿角市について調べていると、次々と興味深い数字や地域資源が出てきます。
その中から、私たちが特に驚いた「5つ」を紹介します。
01|再生可能エネルギー電力自給率「400%超」
最初の数字は、400%超。

鹿角市が公表している再生可能エネルギーの電力自給率です。
鹿角には、地熱、水力、風力など、豊かな自然を生かした多様な再生可能エネルギー資源があります。
ただ自然が残っているのではありません。
自然の力を地域の未来へ生かしているまち。
それが鹿角です。
02|世界に誇る文化遺産が「4つ」
約4,000年前の縄文時代につくられた、
大湯環状列石。

「北海道・北東北の縄文遺跡群」の構成資産として世界文化遺産に登録されています。
そして、
大日堂舞楽。
花輪祭の屋台行事。
毛馬内の盆踊。
鹿角市には、市が「世界に誇る文化遺産」と位置付ける4つの文化資産があります。
縄文時代から現代まで。
何千年にもわたって人が文化をつないできた場所です。
03|国指定重要無形民俗文化財が「3件」
大日堂舞楽。
毛馬内の盆踊。
花輪祭の屋台行事。

いずれも国の重要無形民俗文化財です。
なかでも花輪祭の屋台行事では、豪華な屋台がまちを巡り、笛、太鼓、三味線の音が鹿角の夜に響きます。
鹿角の文化は、博物館の中だけにあるものではありません。
今も地域の人たちの暮らしの中で生きています。
04|日本短角種初のGI登録「かづの牛」
旅先で楽しみたいものといえば、やはり食。
鹿角でぜひ味わってほしいものの一つが、
「かづの牛」
です。

かづの牛は、国内でも飼育頭数が少ない日本短角種。
2025年には地理的表示(GI)保護制度へ登録され、鹿角市によれば日本短角種として初めてのGI登録となりました。
赤身を中心とした肉本来の旨味。
これはぜひ、鹿角で味わってみたいものです。
05|桃の季節が終わったころ、鹿角では桃の旬がやってくる。
鹿角を代表する農産物、
「かづの北限の桃」。
「北限」は単純な緯度の北限という意味ではありません。
鹿角市によれば、
市場出荷する時期が全国で最も遅い産地
という意味です。
全国の主要な桃産地の出荷が落ち着いてくるころ、鹿角では桃が旬を迎えます。
つまり、
桃の季節が終わったころ、鹿角では桃の季節が始まる。
これも鹿角ならではの楽しみです。
そして、温泉がある。
文化や食だけではありません。

鹿角には、十和田八幡平国立公園の雄大な自然があります。
そして、大湯温泉郷、湯瀬温泉郷、八幡平温泉郷など、個性ある温泉地があります。
山を歩く。
縄文遺跡を見る。
温泉につかる。
きりたんぽを食べる。
かづの牛を味わう。
季節によっては北限の桃を食べる。
これだけなら、鹿角は十分に魅力的な「旅行先」です。
でも、今回の鹿角への旅は、そこで終わりません。
もし、あなたなら鹿角の魅力をどう伝えますか?
例えば、大湯温泉。
素晴らしい温泉がある。
でも、
「この魅力を、もっと多くの人に知ってもらうにはどうすればいいだろう?」
例えば、鹿角の食。
きりたんぽ、かづの牛、北限の桃をはじめ、地域ならではの食があります。
でも、
「鹿角のおいしいものを、もっと多くの人へ届けるには?」
例えば、商店街。
そこには地域で暮らしてきた人たちの営みがあります。
でも、
「地域資源を生かして、新しい人の流れをつくるには?」
こう考え始めると、鹿角を見る目が少し変わります。
「見る人」から、
「一緒に考える人」へ。
それが今回の「かづコトアカデミー」です。
あなたは、鹿角市からミッションを受ける「プレイヤー」になる。
2026年度の「かづコトアカデミー」第3期のテーマは、
QUEST KAZUNO
参加者にミッションを与える司令官は、
「秘密結社 鷹の爪」の吉田くん。
参加者は鹿角市の地域課題をもとに設定された「クエスト」から、自分が挑戦したいものを選びます。
そしてチームをつくり、鹿角の地域プレイヤーと対話しながら攻略方法を考えます。
正解を教えてもらう講座ではありません。
答えを自分たちでつくる講座です。
そして10月、実際に鹿角へ。
プログラムの大きな特徴が、
2026年10月16日(金)〜18日(日)
鹿角市・2泊3日のフィールドワーク
です。
東京で考えるだけでは分からないことがあります。
実際に鹿角へ行く。
地域を歩く。
地域の人に話を聞く。
食べる。
温泉に入る。
課題が起きている場所を見る。
そして、
「自分だったら何ができるだろう?」
と考えてみる。
観光旅行とは、まったく違う鹿角が見えてくるはずです。
「地域に関わりたい。でも、何をすればいいのかわからない」
そんな人にこそ、参加してほしい。
地方創生の専門家である必要はありません。
地域ビジネスを経験している必要もありません。
むしろ、
地方に関わってみたい。
東京以外にも自分の居場所がほしい。
地域の人と何か一緒につくってみたい。
自分の仕事やスキルを地域で生かしてみたい。
いつか二地域居住や移住も考えてみたい。
そんな気持ちがある人に参加してほしいプログラムです。
「移住するか、しないか」の二択ではない。
日本関係人口協会では、地域との関係はもっと自由でいいと考えています。
旅行する。
また訪れる。
地域の商品を買う。
祭りを手伝う。
ふるさと納税をする。
仕事をする。
副業する。
友達をつくる。
二地域居住する。
そして、もしかしたらいつか移住する。
そのすべてが地域との関係です。
「かづコトアカデミー」は、
その最初の一歩を踏み出す場所
でもあります。
鹿角に「行ってみたい」と思ったあなたへ。
この記事を読んで、
大湯環状列石を歩いてみたい。
鹿角の温泉に入ってみたい。
きりたんぽを食べてみたい。
かづの牛を味わってみたい。
鹿角の人に会ってみたい。
そう思っていただけたなら、
今年は普通の旅行とは少し違う方法で鹿角へ行ってみませんか。
観光客ではなく、
「QUEST KAZUNO」のプレイヤーとして。
鹿角の魅力を楽しみながら、鹿角の未来を地域の人たちと一緒に考える。
そして講座が終わったあとも、
「また鹿角へ帰ってきたい」
と思える人や場所ができる。
それこそが、関係人口の始まりなのかもしれません。
※画像はイメージです。
「かづコトアカデミー」第3期 参加者募集中
2026年度のテーマは、
「QUEST KAZUNO」
東京での講座と、鹿角市での2泊3日のフィールドワークなどを通じて、地域の人たちと一緒に鹿角市のリアルな課題へ挑戦します。
募集人数は、秋田県外在住者15人程度、鹿角市在住者5人程度。
秋田県外在住者の受講費は10,000円で、20代は無料。鹿角市在住者も無料です。
現地フィールドワーク参加者には、交通宿泊費の一部助成として10,000円を予定しています。
募集は随時行っています。
鹿角へ旅行するだけでは出会えない、
「もう一つの鹿角」へ。
あなたもクエストに参加してみませんか。


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