公共交通

KJA DATA / 暮らし・土地

日本の公共交通データ|計画と移動を見る

第2次交通政策基本計画の数値指標では、地域公共交通計画の策定件数は令和6年度1,200件でした。令和2年度の618件、令和5年度の1,021件から増えています。ただし計画があることと、乗合バスやデマンド交通が実際に維持されていることは同じではありません。

定義:地域公共交通計画は、地域公共交通の活性化及び再生に関する法律に基づき地方公共団体が作る法定計画です。乗合バスの輸送人員、鉄道路線、デマンド交通の運行回数とは別の指標です。

KEY NUMBER

1,200件地域公共交通計画の策定件数|令和6年度出典:国土交通省「第2次交通政策基本計画における数値指標の状況」

01 / WHAT THIS DATA TELLS US

このデータから分かること

計画の件数は増えています。一方で、乗合バスの輸送人員は月次の自動車輸送統計として別系列で公表されます。デマンド交通は計画の手段の一つであり、乗合バス全体の代替指標ではありません。件数の増加を、移動が確保された証と読み替えません。

02 / CHART

地域公共交通計画の策定件数

計画件数のグラフです。乗合バス輸送人員やデマンド交通の運行回数ではありません。

出典:国土交通省「第2次交通政策基本計画における数値指標の状況」

03 / DATA TABLE

元の定義と数字を確認する

地域公共交通計画の策定件数
年次件数
令和2年度618
令和5年度1,021
令和6年度1,200

04 / DISTINCTIONS

計画・輸送・デマンドを分ける

計画件数 ≠ 輸送人員計画がある市町村でも、便数や利用者が減っていることがあります。
乗合バス ≠ デマンド交通デマンド交通は需要に応じた運行です。乗合バス全体の数字ではありません。
計画・路線 ≠ 移動のしやすさ計画件数や路線の有無は供給の指標です。運行頻度・範囲・住民の移動手段と同じではありません。

REGIONAL COMPARISON

計画の有無だけで移動の充足を決めない

広域の協議会が1件の計画を作る場合と、市町村が単独で作る場合では、件数の意味が違います。作成状況一覧は自治体名の並びであり、サービス水準の順位ではありません。高齢化率が高いことと、移動が不足していることを単純な因果としては読みません。

WHY IT MATTERS

地域創生では、なぜこの数字を見るのか

通院、買物、通学、農業の出荷は、人口が残っていても移動が切れると続きません。計画件数は「議論の器があるか」を見る数字であり、移動の充足そのものではありません。

RELATED TERMS

このデータを理解するための用語

RELATED DATA

続けて見るデータ

NEXT DATA

空き家

住む場所と、そこへ行く手段は別です。空き家が多い=移動が不要、ではありません。

NEXT DATA

農業

産地が残っても、出荷と通院の移動が切れると暮らしは続きません。

NEXT DATA

二地域居住

拠点を二つ持つ暮らしは、交通費と到達時間の制約を受けます。

SOURCE

データ単位の出典

データ名称
第2次交通政策基本計画における数値指標の状況(地域公共交通計画の策定件数)
提供機関
国土交通省
対象期間
令和6年度(比較は令和2年度・令和5年度)
公開・更新
交通政策基本計画の指標フォローアップ資料
更新周期
計画フォローアップに応じて更新
地理範囲
全国
利用上の注意
計画件数は法定計画の策定数。乗合バス輸送人員、デマンド交通の運行、鉄道路線の存廃とは別系列。広域計画1件と市町村単独1件を同じ重みのサービス水準としない。
参照URL
数値指標の状況PDF
計画ポータル
地域公共交通計画に関するツール
KJA確認日
2026-09-15

データ最終確認:2026-09-15
次回確認予定:交通政策基本計画の次の指標更新後

LEARN MORE

数字の背景にある地域創生の考え方を学ぶ

関連用語を押さえたら、地域創生検定ベーシックで理解を確かめられます。

地域創生検定ベーシックを見る →